顎関節症について
◆顎関節症◆
あごの周りが痛い時がある、大きく口を開ける事が出来ない、口を開けたり物を食べる時にカクカク、コキコキ、ポキポキ音がする、朝起きると顎周りが痛い、顎周りを手で押すと痛い部分が有る。こんな症状が有る方は顎関節症です。最近良く耳にする言葉ですが、先日の日本顎咬合学会の統計では、三十代の女性がもっとも多く、男性より女性がなりやすく、男性では約10%、女性では17%の割合との事、特に30才代の女性では三割前後に達しているとの報告があります。このように特に若い女性を中心に良く見られる症状です、痛みのでかたは、様々ですが初期の自覚症状としては、顎の周りが口を開けるとクリック音(カクカク、ポキポキ音がする)がする事が始まりです、当初はその程度ですが、その音が次第に大きくなってきたり、痛みが発生したり、大きく口を開けなくなったり等の症状に移行したら要注意です。場合によっては鏡を見ると顔がゆがんで見えたり、人に顔や口のゆがみを指摘される場合もあります、また時にはどこかはわからないが周囲の歯が痛くなったり、また首が痛くなったり、耳が聞こえにくいと訴える場合も有ります
原因としては、一般的な要因はまず顎関節症を誘発するような日常の動作などを避ける事から始める、たとえばテレビを見ている時などに興奮して歯を強くかみしめたり、歯ぎしりを自覚したらやめるよう努力する固い食べ物はなるべくさける、急に口を大きくあけないで、ゆっくりと開ける、ほおずえはつかない、うつ伏せで寝る事は避ける、このように顎や周りの筋肉にも影響を及ぼすような悪い姿勢や習慣を正す事が大事と言われています。
西洋医学での治療としては、上述のような生活指導でも改善しない場合マウスピースで噛み合わせを調節する『スプリント療法』、歯の矯正をする咬合治療、薬物治療などを行います。
また一説には、顎の関節が成長する十代から顎関節症が増加すると言われています、この時期に生活指導で正しい習慣を身に付けさせ、予防する事が最も重要だと言われています。
私の考えでは、西洋的な食生活化が大きな要因の一つと思われます、せんべいよりもポテトチップを好んで食べたり、するめよりもフライドポテトを好む世代に多くの人がかかっているようです。
当院での治療では、上述のような理論とは別に顎関節の亜脱きゅうと考えております、なぜなら歯ぎしりをしないように注意など出来るはずもなく、マウスピースの治療で何ヶ月も長期に装着するほど時間がかかり効果も早期に出ない治療よりは、当院の筋骨合わせ術を早期に行えば、大方3回から5回程度で解消するケースが非常に多いからです!
顎関節の周りを支持して、物をかむ時に働く側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋と言う咀嚼筋と呼ばれる4つの筋肉のゆるみと低下した働きをまず取り戻し、その筋肉が付着している顎関節の微妙なずれを正す事により即座に解消させる事ができます。さらに場合によっては顔のゆがみもいっしょに取っていきます、そうする事により、悪い習慣のついた筋肉を一機にカンフルさせて働きを戻します。
症状がさらに悪化しますと、顎関節の間にあるショックを吸収する役目の円盤状の軟骨が関節面よりわずかに前方に出っ張った状態になると、ほとんど口を開けられない状態にもなります、こころあたりの有る方は一日も早く当院の治療をお受けになる事をおすすめにます。
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